流行?!

皆さま、明けましておめでとうございます!
なんと今年初投稿が2月になってしまいました。

今年初本番は1月25日。名古屋の愛知芸術文化センターで、混声合唱団名古屋シティーハーモニーと、オルフの「カルミナ・ブラーナ」のバリトンソロですた。
カルミナは昨年から3度目、しかも11月には東京で新聞に取り沙汰されるほどのひしめき合いでした。僕も3度も歌う事になるなんて思ってもいませんでした。まさに流行、ブームです。
ただ…別の流行にも乗ってしまいました。
1月14日。なんか調子が悪いなぁと思って耳鼻科にいきました。熱も36.8ほどの微熱でしたが、念のためと検査すると…なんとインフルエンザの陽性反応が…。(; ̄ェ ̄)
そこから5日間自宅に隔離でした。そんな次週末にはカルミナでした。ようやく復調の兆しを感じ歌える様になったのが木曜日でしたが、風邪菌が耳に入ったらしく、右耳がトンネルに入ったみたいな感じが取れずに臨む事に。
本番は自分的には満足いきませんでしたが、それでもうまく乗り越えられたかな。そしたらソプラノの基村さんがインフルエンザになり、急遽代役で内田恵美子さん歌う事に。突然なのに、素晴らしい歌唱でした。

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しかしインフルエンザは恐いですね。
そして2月7日は、学生時代からの縁が続いている磐田バッハ合唱団とブラームスの「ドイツレクイエム」の本番でした。
このドイツレクイエム。合唱の名曲としては名高いですが、何故か巷のアマチュア合唱団で大流行中なんです。知ってるだけでも既に2公演あり、僕も今回の磐田バッハがピアノ連弾版、そして2月11日にはパルテノン多摩で、昨年カルミナを指揮なさった中島先生と今度はオケ版で歌います。
驚きの展開ですが、このドイツレクイエムは僕も大好きな作品。
バリトンソロも格好良いし、歌っていて燃える曲ですのでとても楽しいです。

その内容は、今の世の中の時勢にはぴったりかも知れません。
もちろんレクイエムなので死者を弔うものですが、ブラームスのレクイエムはいわゆるミサ曲の形式ではなく、ドイツ語で歌われ、聖書の言葉をテキストとしています。そしてその最初の言葉。
「悲しんでいる人たちは幸いであるSelig sind, die da Leid tragen」
死とは残されたものにとっては辛く、悲しいもの。しかし死んだものにとっては愛する神様の下に帰るのです。これは大いなる喜びです。そして死は永遠の別れではなく、神様の下で再び出会うのです。
この曲で一番盛り上がるのは6楽章。バリトンソロが「奥義を告げよう」と歌い、ラッパが響き一瞬にして死者は朽ちないものとして蘇ると合唱が高らかに歌います。ヘンデルのメサイアでもバスが歌う内容ですし、死への想いはバッハのカンタータとも通じます。

多くの人は意識して選んだわけではないでしょうが、今の日本や世界のおかしな流れが無意識にこのドイツレクイエムを選んだのかも知れません。
平和と、心の平安を求めて。
このドイツレクイエムは決して流行ではなく、必然だったかも知れませんね。
心を込めて歌いたいと思います。

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バリトン歌手
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