原点に立ち返ったメサイア

気づけば、今年は10月25日から6週続けて週末に本番というスケジュールになっていました。その折り返し地点である11月9日は僕とって久々のヘンデル作曲のオラトリオ《メサイア》でした。

そもそも古楽科出身であるはずなんですが、このところバロックの本番が何故か少なく、モダンを歌う機会が圧倒的に増えてきています。それはそれで楽しいのですが、やはり僕の原点はここなんだと思ったのが、今回のメサイアでした。

それこそ一時期はメサイアばっかり歌っていた時期がありました。そのおかげでメサイアのバスが歌う違稿版は全て経験済みですが、今回は有名どころのノーマルバージョン。(1曲だけThou art gone up on high をソプラノが歌うという驚きがありましたが!?)

友人で、素晴らしいソプラノ歌手広瀬奈緒ちゃんが指導に関わっている東京室内アンサンブル(TIVE)の公演。ソリストは奈緒ちゃんは勿論、アルトは彌勒忠史さん、テノールは藤井雄介さんという豪華なメンバー。金井敬先生の雄弁な経験に裏付けられた指揮の下、めぐろパーシモンホールに豊かな音楽が響きました。

メサイアは7月にモーツァルト編曲版で歌いましたが、やはりヘンデルのオリジナルの方がしっくりきて、歌いやすかったです。僕は学生時代に日本を代表するヘンデル学者であられた渡部恵一郎先生に影響を受け、オペラやカンタータを沢山歌わせて頂きました。モンテヴェルディとヘンデルは僕が一番心に響く作曲家で、今回はヘンデルに軌道修正させられた気分でした。

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終演後に大好きな奈緒ちゃんと。

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バリトン歌手
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