華麗なるロ短調

今日は東京ジングフェラインという合唱団の定期演奏会で、バッハのロ短調ミサ曲を歌ってきました。

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東京ジングフェラインは、今年の8月にバッハがカントールを勤めたライプツィヒの聖トーマス教会で現地のオケとソリスト陣と共にロ短調ミサを演奏してきたようで、今回はその凱旋記念も兼ねてます。

今回は芸大古楽科で共に学んだ天野君をコンマスとして、若手中心としつつ、随所に大御所が加わったオーケストラに、ソリストは共演機会も多いソプラノの広瀬奈緒ちゃん、穴澤ゆう子さんに、芸大同期のテノール鈴木准くんというメンバー。准くんとは卒業以来の共演で、楽しく積もる話もしながら、楽しく歌いました。

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指揮者の福島章恭先生とも初共演でしたが、実に的確で、構築的な音楽は指導している東京ジングフェラインの歌声に現れており、実に見事な合唱でした。
直前にトーマス教会で演奏したこともあり、バッハのオーラを身にまとっているかのようで、輝かしく、また表情深い声を引き出していました。

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そして個人的には、初めてご一緒させて頂いたトラヴェルソの中村忠さんのソロに惚れてしまいました。往年のブリュッヘンを彷彿とさせるような演奏で、伸びやかで、豊かで、音楽に溢れ、そして見事にコントロールされている。舞台にいて聴きながら、思わず頬が上がりっぱなしでした。

終演後に、舞台袖で福島先生とソリスト陣で記念撮影。

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そしてここ神奈川県立音楽堂は、僕にとっても思い出深いホール。30歳の頃、憧れのモンテヴェルディのオルフェオ役を歌ったホールで、スタッフさんも覚えていて下さり、6年たった今でもその時の写真が僕のサイン入りで飾られてました!

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音楽堂の木造りの響きは、歴史を感じさせながらも暖かく、心を感じさせる柔らかい雰囲気で大好きです。

というわけで、今日は素晴らしい合唱団に、オーケストラ、指揮、ソリスト、ホールが揃い、最高の公演でした!!!

しかしバッハは難しいなぁ。音楽は素晴らしく、リハーサルも本番も楽しいけど、終わると課題も浮き立ちます。でもこうして少しづつ成長していきたい。次にまたロ短調ミサを歌う機会を楽しみに。

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バリトン歌手
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