ラモーのオペラ稽古開始!

いよいよ今週からラモーのオペラ稽古が音楽監督の武久源造さんのスタジオで開始しました!

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日本でのフランスバロック自体なかなかコンサートが少ないなか、後期フランスバロックの最高峰に位置するラモーのオペラ・バレを歌えるのはとても嬉しい事です!!

主催はジョイ・バレエストゥーディオというバレエ団。なぜバレエ団体がオペラを上演するかというと、フランスのバロックオペラには「オペラ・バレ」と言われるように、歌手が活躍する場面と同じ比重で、バレエが大活躍するからです。フランス王であったルイ14世自身舞台で踊るほどで、王立舞踏アカデミーを創立し、太陽神アポロに扮した事と、王の偉業から「太陽王」と呼ばれたほど。
だからフランスではバレエが舞台で重要な位置を獲得し、オペラの中にも舞踏の部分がないと当時のお客は納得しなかったのです。

ラモーは自身が鍵盤楽器奏者であり、オルガンやクラヴサン(チェンバロ)を独奏楽器として扱ったクラヴサン合奏曲は有名で、理論家としても名を馳せていましたが、オペラに関わったのはなんと50歳!!その年齢から新しい事に挑戦するばかりか、その後30作以上もの作品を残し、音楽史上に功績を残すまでになるとは、なんとエネルギッシュな事か!?

そして今回上演する《Les paladin遍歴騎士》は、そのラモーが存命中に初演された最後の作品です。

内容は実に77歳の喜寿を迎える人とは思えないスピーディーさに富んだ、流れる様な音楽に乗せたコメディ。
アリオストの名作叙事詩『狂えるオルランドOrlando furioso』からエピソードを取りつつも、それをコメディ・タッチにアレンジしたもの。

舞台は水の都ヴェネツィア。美しい娘アルジは侍女ネリーヌと共に、元老院議員のアンセルムに囚われの身となっており、結婚を迫られている。しかしアルジはもっと若い騎士アティスに恋い焦がれている。
アンセルムはローマの元老院から勲章を受け、これでアルジも喜んで結婚に応じてくれると凱旋帰国するが、あっさり断られ、怒りのあまり部下のオルカンにアルジを殺すように命令する。しかし遍歴騎士に扮したアティスに負けてしまう。
アンセルムはアティスに戦いを挑もうとするも、女性に変身した妖精マントの魔法により虜になっている所をアルジに見られて、もはや言い訳できない状況に。そしてめでたくアティスと結ばれるというまぁ馬鹿馬鹿しい内容です。

僕はそのアルジに情欲を燃やすもその思い叶わないアンセルム役を演じます。バス・バリトンってこんなばっか…。でも、オペラは大好きで、稽古がとても楽しいですし、果たしてこれにどんな演出と、バレエが入るのかが楽しみです!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

そして華麗で、流麗で、機知に富んだラモーの音楽を是非皆様に楽しんでもらいたいです!!

そんなわけで、もし観にいらしたいという方は是非僕までお問い合わせ下さい!!!(^ν^)

2013年9月27日(金) ラモー:『レ・パラダン(遍歴騎士)』日本初演

ジョイ・バレエストゥディオ プロデュース フレンチバロック・オペラVol.2

練馬文化センター 大ホール
開演18:30 開場18:00 S席8000円 A席7000円 B席6000円

芸術監督・演出・振付・構成:錦織佳子
音楽監督・指揮・コレペティ:武久源造
コンサートマスター:天野寿彦
コーラス指導:青木洋也(カウンターテナー)

アティス:青木洋也 /カウンターテナー
若く美しいイタリア女性 アルジ: 峯島望美/ソプラノ(キャスト変更になりました)
年老いた元老議員 アンセルム:春日保人/バス
アンセルムの部下 オルカン:小林 優/バリトン
アルジの侍女 ネリーヌ:小野和歌子/メゾソプラノ
妖精マント(女性役):吉田志門/テナー
器楽:古楽アンサンブル Nunc Stans

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