心が満ちていくアウトリーチ

最近Facebookを始めたせいか、ついついこちらのブログの更新が遅くなってしまった。

もう先々週になるが、熊本の菊陽町のアウトリーチにいってきました。アウトリーチに参加するのはこれで4度目。やはり魅力はクラス単位の親密度。
基本最大40名程度で、大きな学校だとある学年の1クラスのみで、それも通常の音楽室での授業のようなアクティビティだから、子供たち一人一人の顔を見ながら、演奏し、話をしていく事ができます。小さな学校だと3年生から6年生まで合わせても35名ほどのところも?!
僕はオペラのアリアを歌いながら、子供たちの隣に行き、目を見つつ、語りかける様に歌い、そして舞台に入ってしまったかのように子供たちを巻き込んでいく様にしています。時には先生や校長先生にも即興で絡む事で、まず緊張している子供たちの心を解していきます。
僕が主催するユニット「音楽の森」は、歌、ヴァイオリン、ピアノという編成で、歌で解した後は、ヴァイオリンで聴かせ、そしていかに音楽というものを楽しんで行くかに焦点をあてています。音楽がどういう事を表しているかをなるべく音に集中させるのです。
これは少人数だからできる事で、その効果は、これまであまり音楽に興味を持っていないような子供が、以外に最後のコンサートに来てくれたりするほど!

20121210-001530.jpg

20121210-001543.jpg

そして学校によって本当に子供たちの反応が違います。1日に2校回って同じプログラムをしても、毎回がチャレンジ。だから面白い!
そしてその反応から、僕らが学ぶ事も多い。子供の耳や心は、僕らが思っている以上に敏感で、僕らが気付かされる事もあります。ハードな日程だけど、僕らも得るものは多いと感謝しています。

そして、最後の地域のホールでのコンサート。ステージとはどうしても客席との隔たりがあり、それが良い場合もあるけど、そこが縁遠さを感じさせる原因にもなり得るが、学校で仲良くなった人がステージで演じているのはまた違った感覚となり、子供たちにとってはそこに印象深さが残ると思います。

僕らは学校公演ではモダン楽器で、コンサートではバロック楽器で2度美味しい内容になっています。
今回はペルゴレージの奥様女中を独り舞台にしたてあげ、アリアは原語で、ほんの少しレチタティーヴォを歌い、セリフは日本語にして分かりやすく、そして日本語のレチタティーヴォも入れオペラの楽しさを知ってもらう構成にしています。

20121210-004237.jpg

後半は一転コンサート形式。これぞバロックの王道を聴かせ、そして最後は12月にかかっているため、ケルティックのキャロルでクリスマスモードで終えました。

20121210-004407.jpg

(これらはリハーサル風景で、本番の写真を貰ったらまたアップします)

今回感動したのは、菊陽町図書館ホールの館長さん始め職員さんの熱意だ。心底町の事を考え、如何に図書館に足を運んでもらい、町を活性化させるかを考えていました。コンサートに関連させた書籍をおき、職員さん自らがしっかり調べていました!

20121210-004645.jpg

20121210-004707.jpg

その甲斐もあり、コンサートは大好評!!終演後には過去最高の人数がチェンバロに群がり、興味をもって触ったりしてくれました。

このアウトリーチは、僕らが子供たちに伝えるだけでなく、僕らの心も満ちていき、改めて音楽の素晴らしさを実感できる機会となりました。

おまけ
アウトリーチ後には学校によっては給食を一緒に食べました!みんな楽しそう!!

20121210-005231.jpg

広告

yk について

バリトン歌手
カテゴリー: Music パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中