夢のような… Come un sogno -Seconda parte

音楽祭が用意した素敵なホテルを朝出発し、クレモナに戻りました。
こちらも開演が21時なので、コンサートまでは割と余裕があります。

クレモナに戻ると、”Vanitas”と題された大きなメルカートが街を満してました。Vanitasと聞くと17世紀にローマを中心に流行したラテン語の「命の儚さ」という様式を思い浮かべますが、イタリア語のVanità「虚栄心」の意味合いなのかな。可愛らしいアクセサリーや洋服がいっぱいありました。

借りている部屋に戻り少し休み、お昼を食べ、いよいよ聖アガタ教会に向かいます。因みに夜はこんな感じ。

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この教会はクレモナではDuomoについで重要な教会で、歴史は古く、ストラディバリウスが結婚の誓約をした教会との事。しかもクレモナには多くの弦楽器製作者が住んでおり、まさに弦楽器の聖地のような所です。
僕らのコンサートも、ヴァイオリン製作家の鈴木公志氏と、弓製作家のアルトゥーロ・ポンス氏が主に企画してくれ、他にもLiutaioと呼ばれる弦楽器製作者達が沢山手伝ってくれました。
改めて感謝の意を述べたいと思います。Grazie mille da cuore!!!

19時からミサが始まる為、その前にリハーサルをしなければならないので、苦労してブレーシャから運んだチェンバロを搬入し、音出しを。
するとまるで魔法にかかったかのような響きが!!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

チェンバロの音も良く通るし、弦楽器の音も、歌もフルートも、豊かな響きの中で、しかも決して音が響きに埋もれず、バランス良く響いてくれました。

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ここクレモナでは、せっかくイタリアに来ているし、いつもお世話になっている鈴木公志君への感謝の気持ちを込めて、無料のコンサートを。(返って逆にお世話をかけてしまいましたが…)
クレモナの街中にポスターが貼ってあるし、街を歩いていると知らない人に「君たちがあの音楽家かい?ようこそ、楽しみにしてるよ」と声を掛けられたりしましたし、コンサートのお客様も沢山入り、しかも物凄く熱心に聴いてくれ、曲を重ねる毎にあちこちから”Bravi”との声が聞こえ始め、僕らも乗りに乗り、なんとプログラムが終わると、”Bis”(アンコールの意味)の声が。アンコールにはバッハのカンタータと、僕がイタリア用に編曲したとっておきの曲を。(*^_^*)

やはり日本人なので、日本の曲をやりたいのですが、そのままやるのはつまらないので、日本古謡「さくら」に、バッハの名曲「シャコンヌ」と「主よ、人の望みの喜びを」をミックスしたSpecialeな一曲を。(^_−)−☆

そして最後には殆どのお客様がスタンディングオベーションで迎えてくれるという、僕の人生で未だ体験した事のなかった現象が!!!
本当に感動で涙が出そうになりました。
(T ^ T)

その後、今回のスポンサーでもあるBar Garibaldiで打ち上げ。美味しい食事とワインを飲みつつ、皆の演奏しろの声に丹ちゃんがヴァイオリンで南イタリアの民謡を弾くと、そこにいたコンサートにも来てくれたお客様が乱入してきて、踊り始めました。

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因みにこのおばちゃんは、どうやらフルーティストらしく、僕の笛に惚れてくれたようで、日本のチラシを持って来ていたので、そこにサインを書いて渡しました。

また、彼らはとある有名な音楽祭の関係者だったらしく、コンサート後にも声を掛けられました。

もしかしたら、もしかして…

夢はまだまだ続くかも知れません…。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

こんな楽しい楽しいイタリア公演でした!!!

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