安心感ある調和

今日は浜離宮朝日ホールで、東京クラシカル・シンガーズ(TCS)&オーケストラ・オン・ピリオド・東京合唱団OPT)の第13回演奏会でした。

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この団との付き合いも何年になるだろう。だいぶ長くなりつつあります。
前回はまだ今年、3月4日にマタイ受難曲の初期稿という話題性にも溢れ、しかもかなりの大曲だった事を思うと、その後半年でこの舞台を踏む彼らは本当に素晴らしい。
その前は青年ベートーヴェンのカンタータで、隠れた名曲で興奮した覚えがあり、今回はハイドンという大作曲家とはいえ、メイン曲の「ハルモニー・ミサ」も決してメジャーな方ではなく、そうそう演奏されない曲を世に問う事の意義はかなりのものだと思ってます。

このハルモニー・ミサ。実は僕は2回目で、前回は先週我孫子でコンサートをしたコール・ヴォンネを指導してた頃取り上げた曲だった。それももう5年は前の話で、楽譜を見たとき一瞬どんな曲だっけかな…と思ったほどだったけど、リハーサルで一気に蘇ってきました。♪( ´θ`)ノ

齢70を数えるヨーゼフ・ハイドンの最後のミサ曲ですが、その音楽は歳を感じさせないほど生き生きとしていて、しかもオケ、合唱、ソロの見事なバランスの円熟さも感じる名曲なんです。特にCredoからは秀逸で、以外にも軽やかなBenedictusは大好きです。
「ハルモニー」との愛称が付いており、調和を意味するが、木管楽器の合奏を当時は「ハルモニー」と呼んでいたようで、そこから来ているようだ。ベートーヴェンの交響曲をベートーヴェン自身がハルモニー版に編曲していたりと、当時は盛んに管楽合奏で演奏しており、大学生時代に初めてCDで聴いて、愛らしい音に新鮮さを感じたのを思い出した。

管楽器陣は多少の緊張感を持ちつつ、張り切って演奏していた。この時代の管楽器は現代のもの比べ、音色がものすごく柔らかく、暖かみを感じ、常に対をなしている合唱団TCSとの絡みもよく、見事な調和を醸し出していた。
弦楽器も格段にレベルアップしてきているし、ソリスト陣もアンサンブルを得意とするメンバーで、安心感を感じられる素敵な演奏だったのでは。
アルトの加奈ちゃんは温泉に入ってるかの様な安心感だと言っていた。
アビバノンノン!
(@ ̄ρ ̄@)

次回は来年6月2日。なんとベートーヴェンのオラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」というこれまた興味深い曲。
カンタータが素晴らしかったので、期待大だ!

最後に今日の打ち上げの名シーンを。
マエストロ坂本氏と賛助で参加の素敵なファゴット吹き鈴木禎君とのツッコミ合い。笑
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

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