アフターも歌、歌、歌!

今日は我孫子でコール・ヴォンネの第5回定期演奏会でした。

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1年前まで副指揮者として教えていたヴォンネですが、小笠原さんに変わってから初のコンサート。小笠原さんは僕の芸大の恩師、高橋大海先生の門下の先輩で、現在仕事でもちょくちょくご一緒させて頂いてます。
音楽は確かで、また温厚な人格者であるばかりか、粘りある指導をしてくれているようで、団員もすっかり虜になってました。

第1部は合唱団のみのプログラムなので、客席で聴きました。
オルガンの前奏曲から静々と団員が入場。まるで教会の聖歌隊の入場のようで、ホールが一気に教会の会堂に変わったよう。ここで既に小笠原色を感じました。ドイツ古典派からロマン派までの合唱作品ばかりか、指導者でもあるオルガンの堤ゆり先生のブラームスの「11のコラール前奏曲」からのソロ、ピアノの高橋由佳里先生の、やはりブラームスのOp118のインテルメッツォを挟み、ヴォンネ指導陣の層の厚さも感じました。

ブラームスのオルガン作品は聴くのが初めて。とても柔らかく素敵な作品でした。そしてピアノのインテルメッツォは僕自身も好きな作品。僕は高校から大学時代にピアニストのルドルフ・ゼルキンにはまり、よくCDで聴いてました。ゼルキンが好きなあまり、ゼルキンの録音、またゼルキンを見出し、デュオやカルテットとして一世を風靡したヴァイオリニストのアドルフ・ブッシュなどのCDを100枚ほど収集してます。そんな学生時代を思い出しながら聴いてました。

お客様はなんと満席!!空いてる席が本当にないほどの満員御礼でした。
そんな中、ヴォンネのメンバーは素晴らしい集中力で、見事な合唱を聴かせてくれました。

第2部はモーツァルトのミサ曲 ハ短調。モーツァルトがその妻コンスタンツェの為に自発的に書いた作品で、そのソロを聴いているとコンスタンツェは素晴らしいソプラノだったんだなぁと思います。オペラ”Così fan tutte”のフィオルディリージのアリアCome scoglioの様な低音から高音まで技巧的なパッセージを存分に使った曲をミサの中に使ってます。まるでミサ曲でないように感じるのは、後にカンタータとして転用した程。合唱も4声から8声までと充実。本当に素晴らしい作品です。

ただバスは最後の最後にBenedictusで初めて加わり、待ちが大変…。
モーツァルトさん。もうちょっと参加させてくれい!と少しだけ思います…。(^_^;)

さて、コンサートの後は楽しい楽しい、皆が好きな打ち上げ。ヴォンネの打ち上げはとっても楽しい。歌好きが集まっているので、アフターコンサートでも歌は止まりません。しかもそれはオーケストラのメンバーにも?!
席はオケ席、ソリスト&指導者席、合唱メンバーに別れ、クジで楽譜の入った袋を選び、披露!どの曲が当たるかも分かりませんが、その場で作る合唱はまた見事なもの。オケメンバーも皆さんは普段は楽器を弾いてますが、ここでは歌を。それがとっても上手だった!!見事な合唱を聴かせてくれました。
ヴォンネメンバーはそれぞれの個性を発揮しつつ、場を盛り上げます。

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ソリスト&指導者席は、坂本九の「上を向いて歩こう」。途中、僕と小笠原さんとで口笛の即興アンサンブルを。いやぁ楽しかった!

2年に一度の定期演奏会なので、次回は2年後。その間に益々発展してくれる事でしょう。頑張れヴォンネ!!

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バリトン歌手
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