心暖まる想いを込めて

今日は夕方から、キングレコードの関口台レコーディングスタジオで、CDの収録でした。

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東日本大震災で津波被害にあった東北の被災樹から作られたコカリナを使った、復興の想いがこもったCDをキングレコードと黒坂音楽工房とで制作しているのです。
今日はスタジオでコカリナ講師陣を始めとする面々で、また別の日には長野でもホールで子供たちのコカリナで録音している様です。

僕は5月の紀尾井ホールでも歌った、カタルーニャ民謡「鳥の歌 El Cant dels Ocells」を被災樹コカリナをバックに録音しました。
この「鳥の歌」はカザルスが1971年の世界国際平和デーに国連で演奏した事で国際的に有名になったカタルーニャ地方に伝わるキャロルです。カタルーニャの鳥はPeace peaceと鳴くとカザルスは語りました。

暁を迎え
大いなる光が
悦ばしき夜に射す
小鳥たちは
祝いの歌を切々と
歌いながら飛んでいく

クリスマスキャロルなのに、とても切ない歌。旋律は1705年カルロス3世時代のバルセロナにはあった様ですが、この歌詞はいつ付けられたのでしょうか。
生誕の喜びではなく、まるでこれから起こる受難を予見し、その来るべき生涯を慈しんでるような音楽。バロックの作曲家メールラの聖母マリアが歌う子守唄で、まさに赤ん坊にこれから待ち受けている受難に、でも今は安心してお眠りと歌われている曲がありますが、それをなんとなく思い出しました。

ここ近年は稀に見る災害が頻繁におこり、ビックリするような事件も多いです。そんな中、こうして生きていること自体がある意味奇跡なのかもしれません。奇跡とは、なかなか気づく事ができない身近な所に存在しているのかも知れません。そして苦難の中にも…きっと…光さす時が。

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バリトン歌手
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