語り座公演閉幕

語り座公演が終わりました。
歴史ものがたり「蛇の目と九曜」をメインに、前半に前座として語り座代表の寿咲亜似(すさきあい)さんのお弟子さん達が肥後の民話を語りました。最初に話したのが中学生の女の子達。笑い話を熊本弁で語るのですが、「むかでの医者むかえ」には楽屋で思わず大笑い!!(^∇^)
虫達の集いで芋虫のお腹が痛くなり、医者を呼ぶ事に。誰が行くかで足が速そうだからと選ばれたのがムカデ。なんせ足が百本もあるけんね。ところがなかなか出発しないムカデ。どうしたと見てみると、やっとこワラジを50足まで履いたところで、あと50足も残ってるとさ。ぷっ…(#^.^#)
こんな感じで、お客さんも満点大笑い。

お昼と夜との2公演でしたので、中学生達も頑張りました。

この公演は熊本市が政令指定都市になったお祝い公演にもなっています。
熊本はその歴史の流れから熊本駅の周辺よりお城の周りの方が栄えているんです。城下町ですからね。
今回は新開発地区として建てられた熊本駅前の森都心プラザホールでした。新都心じゃなく、森都心(しんとしん)って所が水と森の都熊本らしいネーミングですね。
受付には語り座の旗がお客さんを誘ってました。

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そしてメインの「蛇の目と九曜」です。蛇の目とは加藤家の紋、九曜は細川家の紋です。今回は共に豊臣秀吉の重要な家臣同士であり、厳しい時代を生き抜き、世の中を見る目に長けていた2人の人生に、それぞれの妻かなとガラシャへの愛を、和洋の古楽を織り交ぜながら語られました。

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昨年の「お江戸バロック」で共演した箏の藤川いずみさんが音楽監督として挿入曲の雰囲気を指示、それに僕がルネサンスやバロックの音楽を選び、語りと調和させました。スペイン・ルネサンスの名曲「何を持って顔を洗いましょう」や、クープランの「恋するウグイス」を19世紀フルートとお箏も交えながら、和洋のウグイスの対話のように。邦楽では八橋検校の「六段の調べ」や愛知県「岡崎の子守唄」、千秋次郎さん作曲の箏とチェンバロの二重奏などを。
更に箏や僕が篠笛や一節切を使って、六段の上に重ねたり、江戸時代くらいの篠笛の古管を能管風に吹いたりと、即興の部分も多くとてもエキサイティングでした。

最後で話も盛り上がってくると、ガラシャの辞世の句にグレゴリオ聖歌を重ね、エンディングに日本古謡「さくら」をバッソオスティナートのパッサカリア上にアレンジして、激動の時代に生きた様を、咲き乱れ、散りゆく様に演奏。
感動の内に幕となりました。

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寿咲さんの語りにはパワーがあり、でも自然に心へ入っていき、暖かく、面白おかしく、とにかく素晴らしい語りでした。音楽とも見事に融合し、演奏しながらその話っぷりに感動してました。加藤清正役の高杉稔さんの猛々しくも人間味溢れる声、桑路ススムさんの教養溢れる精悍な細川忠興っぷりも見事でした。

終演後、演出の小西たくまさんも一緒に記念撮影。

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熊本に所縁のある加藤清正と細川忠興の話に、熊本で生まれた僕がこうして音楽として携われた事がとても嬉しい、感慨深い公演となりました。

やっぱ熊本最高!!!ほんなこつよかとこばい!!
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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