被災松ヴァイオリンと平和の歌声

今日は北とぴあのさくらホールで、安藤由布樹さんが作曲したカンタータ「この灯を永遠に」の作曲初演20周年記念のコンサートでした。

この作品は昨年も日比谷公会堂で演奏しましたが、広島原爆の火を持ち帰り、平和の火として広めた山本達雄さんという実在の人物をテーマに作曲された素晴らしい作品で、僕は学生の時から青年•達雄役を歌っています。

今回は更に、訪中交歓10周年として合唱組曲「紫金草物語」が演奏され、作曲家でもあり指揮者でもある安藤さんの指揮デビュー30周年、またその安藤さんが今年度の「国際芸術連盟作曲賞」を授与されるなど、めでたい事づくしで、普段ピアノで演奏される事が多いのですが、オーケストラでの演奏となりました。

そのオーケストラのコンミスが早稲田桜子さんという素敵な方で、今回使用するヴァイオリンが、なんと昨年の東日本大震災で被災した、陸前高田市の被災松で作られたヴァイオリンでした。

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演奏している時には見えませんが、ヴァイオリンの裏には復興のシンボル、一本松が描かれています。

ちょうど先日NEWS ZEROの特集で見たばかりで、被災者支援の為に作られたそのヴァイオリンと一緒に演奏できる事に胸が熱くなりました。
このヴァイオリンは2丁あるらしく、1丁はイヴリー•ギトリスさんがヨーロッパで、もう1丁は日本で千人の演奏家にバトンの様に演奏されていくようです。

素敵なヴァイオリンの音が会場に響き、平和の想いに支えられた歌声と重なり素晴らしいひと時となりました。

僕自身はちょっと体調がもう一つだったのですが、皆の想いに支えられ、力一杯歌う事ができました。

このカンタータは来年にニューヨークのリンカーンセンターでの公演が決まりました。この平和の火の想いを世界に伝え、地球に住む人々全てが仲良く暮らせたらなぁと思います。

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バリトン歌手
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被災松ヴァイオリンと平和の歌声 への2件のフィードバック

  1. 奏太 より:

    昨日は素晴らしい演奏、ありがとうございました。共演させていただいた、子役の母です。
    将来声楽家になりたいと夢みている愚息は、春日先生の大ファンになってしまったようです^^;
    今度、出演される演奏会を見に行かせていただきます。

  2. yk より:

    奏太くん&お母様
    昨日は素敵な演技をありがとうございます!奏太くん、大きな声でよく頑張ってましたね。
    ファンになってくれて嬉しいです!
    そっか声楽家になりたいのかぁ。
    あんな大きな舞台でもしっかりとした声が出てたので大丈夫!!夢を追いかけて頑張ってね。
    またコンサートにも聴きに来たら、声を掛けてくださいね!

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