やわらかなミサ曲

今日は渋谷にある大和田さくらホールにて、コントラポントの公演でした。演目はオール•シャルパンティエ。(注 お菓子ではありません!)

コントラポントは、このところフレンチ専門のようになりつつあり、そのほとんどがシャルパンティエの宗教曲です。それもオリジナル楽器はもちろん、ラテン語の発音もオールド•フレンチ風。例えば今回の曲目であり、ヨーロッパのサッカーやワールドカップなどの国際中継の番組テーマとしてフランス人なら誰でも知っている(らしい…)「テ•デウム」は、無理矢理カタカナ風に書くと「ティ•デーオン」。「テ」は前目で高く、「オン」は鼻母音という感じ。それに伴い、必然的に発声を変えなくてはならない。これがなかなか難しく、今でもちょくちょく「春日君、eの母音が深すぎ!」と怒られます。。。

拍の感じ方もドイツのそれとも違い、とても横に流れ、底に付かない感じかな。僕の指導している合唱団の人がお知り合いを誘って来てくれましたが、「ミサ曲なのにとても柔らかい感じ」との感想を頂きました。確かにイタリアやドイツのミサ曲は荘厳という感じですが、フランスのミサ曲はふわっとしてますね。そんなミサ曲を聴ける、貴重な団体です。

そして楽器は今ではそれほど珍しくなくなってきたバロック楽器達だが、今日本ではここでしか見る事のできないだろう楽器がある。それがBasse de violonだ。ヴァイオリン族のバス楽器ということだが、チェロよりは大型で、ヴィオローネよりは小ぶり。一見するとチェロとは変わらないのだが、どうやら調弦法が違うらしい。高橋弘治さんが美しい音で弾いていたが、とても難しいらしい。チェロでもいいじゃん!と思う人もいるだろうが、音色はチェロとも違って、もはやフレンチバロックには欠かせないだろう。写真を撮るのを忘れたけど、興味ある人は是非次回公演を見に来てください!次回はクリスマスの時期に、当時のキャロルばかりをテーマに組んである、シャルパンティエの名曲「真夜中のミサ」。

2011年12月14日(水)午後7時 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールです。是非ご来場ください!!

広告

yk について

バリトン歌手
カテゴリー: つれづれ, Music パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中