あぁバッハ されどバッハ

昨日は紀尾井ホールで、ガーデンプレイス•クワイヤ(GPC)の創立15周年、第40回定期公演という、記念演奏会でした。
演目はバッハのロ短調ミサ!素晴らしい作品です。

GPCはサッポロビールが文化支援しているだけあり、麦酒の香り漂う合唱団ですが、演奏はもちろん酔っ払わず、とても質の高い合唱団です。

僕は以前2007年にも共演し、その時はグリーグの《4つの詩篇》というバリトンソロと混声ア•カペラで、北欧の澄んだ響きの美しすぎる作品でした。1月くらい前に代役で頼まれたのですが、今でも深く印象に残っており、再び一緒に演奏できるのをとても楽しみにしていました。

本番は櫻屋敷先生のしなやかで、幸せオーラ満載の指揮の下、素晴らしい合唱にホールが美しい響きで満ち満ちました。
またオーケストラが素晴らしかったです!これまた名手揃いで驚きましたし、僕以外のソリストもバッハ歌いが揃い、全体にベストメンバーが揃ってます。

僕は前半に1曲、後半に1曲アリアを歌いましたが、流石はバッハ。なかなかの難曲な上、前半は低音寄りで、後半は一転して高音寄り。両方歌うのはなかなか難しい!
この作品は一気に書かれた訳ではなく、38歳から65歳までのライプツィヒ時代全体にかけて作曲したものを纏めており、その為性格の違うアリアになったのでしょうか、よく前半はバス、後半はバリトンと2人で分けて歌う事も多いです。
でもどちらも素晴らしく、両方歌えるのは幸せです。

しかしバッハは聴くと「素晴らしい!」と思うのですが、歌うと「うぬぬ、バッハ…」と難しさを実感。演奏中は楽しくバッハを歌えて最高と思いつつも、演奏後はやっぱバッハは難しい…と反省する。
困ったものです。

GPCとは11月20日にも共演致します。今度はデュルフレの《レクイエム》です。改修された上野学園 石橋メモリアルホールで14時開演です。
皆様、是非聴きにきて下さいね〜!

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