笑顔を子供たちに!みんなに!

早くも5月に入りましたね。震災後の日々は遅く感じたのに、4月後半からの日々は早く過ぎたように感じます。
それだけ普通の日々が戻ってきたんでしょうか。

5月5日は子供の日。そこで地元佐倉でチャリティーコンサートをします。どんなチャリティーかというと、絵本を被災地の子供たちに送ろうというものです。きっと大好きな絵本がみんなあったかと思います。

チケットの代わりが絵本です!

古い物でも、新品でも、1冊でも沢山でも構いません。皆様の大切な思い出を分けてあげましょう。そして笑顔を共有しましょう!
コンサートは小1時間、歌にピアノは勿論、マリンバとダンスもあります。楽しい時を一緒に過ごしましょう。

また、5月1日は作曲家の安藤由布樹さんが作曲したカンタータ「この灯を永遠に」の初演20周年を記念したパーティーに伺いました。この作品は広島で原爆にあい、叔父さんを亡くした実在の人物の話をカンタータにしたもので、先日のパーティーにも息子さんがいらっしゃり、久しぶりにお話する事ができました。
広島の街にくすぶっていた火を、恨みの火として一旦は出身である福岡は星野村に持ち帰ったが、その後気持ちが代わり、あの日を繰り返さないという想いから、平和の火として灯し続けたという素晴らしい話です。
安藤さんの作品はこの他にもギリシャ神話をモチーフにしたオペラにも出演した事がありますが、内容をとても自然に音楽に表し、心に訴えかける素晴らしい音楽です。
7月18日の海の日に、日比谷公会堂で上演します。

そして明日は、東京クラシカルシンガーズ(TCS)とオーケストラ・オン・ピリオド・トウキョウ(OPT)の定期公演の本番です。この公演は4月3日に行う予定でしたが、震災の影響でメンバーが揃わず、ようやく実現です。内容はヤング・ベートーヴェンです!よく音楽室に飾ってあるボサボサ髪のベートーヴェンではなく、貴公子のようなイケメン時代のベートーヴェンの作品。カンタータとミサ曲ハ長調です。カンタータは皇帝ヨーゼフ2世のお葬式の為に作曲された曲で、これが隠れた名曲!!カッコいいバリトンソロの曲に、美しすぎるソプラノのアリアがたまらない、素晴らしい作品です。
ミサ曲ハ長調は、先月来日予定だったウィーン少年合唱団が、現地ウィーンで東日本大震災の支援チャリティーコンサートで演奏した曲。この曲に合唱団の芸術監督ゲラルト・ヴィルトが語っているのをTCSのメンバーから伺いました。

「このミサ曲は、人間より大きな存在であり善である神への深い信頼を
表現しています。心の痛みを和らげる音楽であり、慰めを与えます。」

この曲もとても良い曲。
音楽は心の栄養であり、慰めであり、励みになります。聴いて下さった方が笑顔でいられる様に、心を込めて演奏したいと思います。

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